みえ教育ネットワーク

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土佐先生の話に勇気がわきました 

 来年やめようと思っていたけど
       もう少しがんばってみようかな
                 土佐先生の話に勇気がわきました 

 2月9日(土)四日市勤労者市民交流センターを会場に「2013春を呼ぶ!みえ教育ネットワーク教育研究集会」が開催されました。


 記念講演は「ナニワのオカン先生」こと土佐いく子さん。次々と紹介される子どもの作文に腹を抱えて笑ったり、しんみりしたり。あっという間の2時間でした。言葉の端々から教師という仕事のすばらしさが溢れ出てきて、参加者を励ましました。泣いている人もいました。ある参加者は「来年教師をやめようと思っていたけど、もう少し続けてもいいかなと気持ちが変わった」と語りました。著書のサインセールには順番待ちの列ができました。
 開会行事は中川大輔さんの口笛演奏。世界大会出場とあって本格的な演奏にでビックリ。大輔さんの語りも面白かったし、ピアノ伴奏とのコンビネーションも絶妙でした。午後は3つの分科会に分かれて熱心な話し合いが行われました。
 
以下、参加者の感想文(一部)を紹介します。

父のことを思い出した
 実感することがたくさんありました。ふと思い出したことは2年前になくなった父の事です。私が小学生のとき、ある夜、明日の授業にいるペンがなく、困っていた事がありました。たった1本のペンでありましたが、お店も閉まった夜に父に話しました。父は言葉少なな職人でありましたが、さっと私を軽トラックに乗せて、小さな文具店のお店の人を起こしてくれて、ペンを買ってくれました。あーだ、こーだというよりも、気持ちをくんで行動を起こしてくれた父の姿は今も目にやきついています。小さな事でも親の愛はきっと届くことが確認できた講演会でした。ありがとうございました。  (保護者)

教師へのエール嬉しかった
 教師がお互いに信頼しあいながら、学校の日常の教育活動を築いていきたいと思いました。「ほんとうに書きたいことを書きたいだけ自分の言葉で書く」ことで、そのことを受けとめてくれる人や集団がいることで自分自身を振り返り、自分を肯定し、歩みだすことができるのだと、そういう体験をしてきたなあと、自分を振り返りながら聞くことができた。教師へのエールは嬉しかった! どんな状況であろうと、子どもを預かっている教師にできることは、まだまだあると勇気をいただいたように思えました。  (教員)

スッと心が軽くなりました
 私は今、養護教諭を目指して短大に通っている学生です。5年間の社会人生活の末、一念発起して短大に通い始めたのですが、毎日不安でいっぱいで、自分は養護教諭に向いているのだろうかと悩みを抱えているのですが、「生身の人間が生身の人間を教えるのに不安じゃない人なんかいない」という言葉を聞いて、スッとこころが軽くなりました。いろんな講演会に参加するたびに、おっしゃるとおり「自分の中に優しさが刻まれる」し、「長くは続かない」です。でもこういう会に参加して、話を聞いてゆっくり頑張っていこうと思います。ありがとうございます。      (学生)

千の風を吹いている気分
 アトラクションの口笛の演奏、澄んだ高い音がきれいでした。私も野原で同じように「千の風」を吹いている気分になりました。気遣うような息の合ったナオミさんのピアノ演奏もステキでした。   (元教員)