みえ教育ネットワーク

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ストップ!ハシズム講演会に参加して(感想1)   ウソと攻撃が橋下氏の常套手段・・・

 4月22日のストップ!ハシズム講演会は充実していました。講演したのは中学校の社会科教師をしながら、ずっと堺市教組の委員長を続けてきて、この3月に退職したTさん。2000名の組織を牽引してきただけに、風格があります。話もうまい。「学年集会が終わって生徒に『どうやった今日の話?』と聞くと、『あまりおもろなかった』。大阪の人間は話の中身より、面白かったかどうかが大事なんですわ。」ところどころにユーモアを交えながらの講演は、参加者を飽きさせません。用意してくださったレジュメはB5で5ページ、付属資料はB4で21ページ。大阪の現状を伝えねばという意気込みが伝わってきます。

 橋下の大ウソ。「府知事には2万%出ない」「維新は国政には2万%出ない」。こんなうそつきは政治家の資格がないと私なんか思ってしまうが、異常人気のもとでは、許されてしまうらしい。彼が府知事に出るとき「日本も核兵器を持つべき」「中国での日本人の買春ツアーはODA」などと問題発言。いっぽう教育では「都道府県で順位を争っても意味がない」「これ以上詰め込んで平均点を上げる必要はない」と、まともなことを言っていた。しかしこれも大ウソだったのです。

 府知事になってからの教育攻撃はすさまじい。「このざまは何だ」「大阪の公教育は崩壊している」「府教委なんていらない」「府教委は解散」「クソ教育委員会」「成績非公開自治体の予算は削減」。教師や公務員を攻撃することで、ますます人気を高めていく。「特定の敵を身近に作ることで政治的基盤を拡大していったヒトラーに似ているとことからファシズムハシズムと呼ばれる」というTさんの解説が腹に落ちました。 (Kさん)