6月22日（土）みえ教育ネットワークの親睦行事が行なわれました。
疎水百選にえらばれた「立梅用水」（多気町）の水路周辺に咲き競うアジサイを満喫し、お昼は「まめや」のヘルシーランチバイキングを楽しみました。昼食後は少し足を伸ばして立梅用水を利用した水力発電所を見学しました。
立梅（たちばい）用水は今から200年前に丹生村に作られた全長30キロメートルにおよぶ農業用水路で、櫛田川から水を引いています。村人は用水路の周辺や農地にあじさいを植えて、美しい農村風景を作ってきました。訪れたときは「あじさいまつり」は終わっていましたが、それでも大勢の人出でにぎわっていました。
立梅用水を利用した波多瀬発電所（８００ｋｗ／ｈ）が大正時代から稼動していますが、それとは別に小規模な立梅用水型小水力発電が、最近注目を集めています。高さ１ｍぐらいの小型発電機を用水路の途中に設置し、５ｋｗ／hの電気を起こします。福島事故で原発の危険性を目の当たりにした私たちにとって、小水力発電は新たな希望です。まだ実験段階で、現物を見ることはできませんでしたが、「この場所で発電しているのですよ」と地元の方のお話を聞くことができました。楽しく有意義な親睦行事でした。（Y）
※立梅用水型小水力発電について詳しくは下記をご覧ください
http://www.tachibai.jp/hatuden/
http://www.tachibai.jp/hatuden/hatuden9.21.pdf
