安倍流教育改革で学校はどうなる
６月１５日（土）２時よりアスト津で講演会
「教育再生実行会議担当室」の看板を掲げ、意気込む安倍晋三首相（右）。
中央は下村博文文部科学相、左は義家弘介文科政務官。
東京都千代田区の文科省で２０１３年１月１５日
安倍首相が新たな教育政策を準備しています。７月の参院選で勝利すれば、次々と法案を通し、学校や教科書、教育委員会が変えられていく可能性があります。
「 安倍流教育改革で学校はどうなる」というテーマの講演会が津で行われます。講演するのは名古屋大学大学院教授の中嶋哲彦さん。入場は無料で、だれでも参加できます。主催はみえ教職員懇話会。詳しくは以下のチラシをご覧ください。クリックすると多少、拡大されます。
お腹が痛いといって総理のいすを投げ出した安倍さんが、在任中に強行した教育基本法「改正」。「教育の目標」として「伝統と文化」「我が国と郷土を愛する」と書くなど、財界の期待にこたえるものでした。その後、全国一斉学力テストや教員免許更新制度、教職員評価制度などが次々と導入され、子どもも教師も競争に追い立てられています。再び登場した安倍さんが次に狙うのは、憲法を改正して日本を戦争のできる国にすること、そしてそれを支える人づくりです。
「参院選後」に待っているこの国の教育の危機に対し、私たちはいま何ができるのか、ごいっしょに、考えませんか。
中嶋哲彦（なかじま てつひこ）
１９５５年 名古屋市生まれ／名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授 教育行政学、教育法学／名古屋大学法学部卒、久留米大学講師・助教授、名古屋大学教育学部助教授を経て２００２年より現職。
全国大学高専教職員組合中央執行委員長。全国唯一、学力テスト不参加を表明した犬山市の教育委員として活躍した。
６月１５日 （土）
午後２：００〜４：００
アスト津 ４階研修室Ａ
教基法改悪に続き安倍政権が狙う次なる教育破壊を許すな
