みえ教育ネットワーク

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こんな校歌もあり…ですね。

 三重県のほとんどの学校は、間もなく、二学期がはじまります。多忙な二学期を前にして、いろいろと準備で大変なことだと思います。夏バテに気を付けて、がんばりましょう。

 世間では、「はだしのゲン」や「学力テストの結果」などが話題になっていますが、ここで、ちょっと息抜きの話題を………。

 すでにご存じかもしれませんが、震災に遭われた岩手県の釜石小学校の校歌が、今、話題になっています。

  ↓写真は、釜石小学校

 校歌といえば、学校周辺の地理紹介ではじまり、途中、教育目標などを入れ、そして、最後に、あーあー○○小学校………というのが、定番です。紹介する釜石小学校の校歌はひょっこりひょうたん島のコンビの井上ひさし氏と宇野誠一郎氏が作られた校歌で、少し変わっています。

釜石小学校校歌

【作詞】井上 ひさし
【作曲】宇野 誠一郎

いきいき生きる いきいき生きる
ひとりで立って まっすぐ生きる
困ったときは 目をあげて
星を目あてに まっすぐ生きる
息あるうちは いきいき生きる

はっきり話す はっきり話す
びくびくせずに はっきり話す
困ったときは あわてずに
人間について よく考える
考えたなら はっきり話す

しっかりつかむ しっかりつかむ
まことの知恵を しっかりつかむ
困ったときは 手を出して
ともだちの手を しっかりつかむ
手と手をつないで しっかり生きる

曲は、下記のサイトなどから、聞くことができます。
http://www.youtube.com/watch?v=-qqCP-6kLzc
http://www.utagoekissa.com/

サイトに載っていた感想の一部です。

このような校歌が生まれたことを本当に嬉しく思います。この校歌は、子どもたちの人生に向けての応援歌でもあり人生賛歌なのです。これだけ素晴らしい校歌が、生まれたことを釜石小学校の皆さんは、いつまでも誇りに思うでしょう。
 これはすべて井上ひさし氏の幼少時代の辛い人生体験からきているといわれています。まっすぐ生きよう!とは自分自身への応援歌なのです。

題名のない音楽会でこの校歌を初めて聴きました。涙涙でした。この小学校から津波の死者が一人も出なかった理由は、この校歌の歌詞のとおりに生徒さん達が緊急事態に直面したとき自分の頭でよく考えて最良の行動をとることができたからだ、と番組出演者の方々がコメントしていましたが、全く同感です。

皆さんは、どのような感想を持たれましたか。