10月27日(日)みえ教育ネットワーク/30人学級実現とゆきとどいた教育を求める会/みえ教職員懇話会の教育3団体が共同して「30人学級早期実現三重県キャラバン」に取り組みました。
11時・津駅前からはじめて⇒13時・鈴鹿ハンター前⇒15時・四日市駅東口と、宣伝カー(みえ労連より借用)で移動しながら、署名と宣伝活動を行ないました。
「文科省は2011年度から小1で35人学級、2012年度からは小1・小2を、35人学級にしました。たいへんいいことです。しかし自民党の安倍さんが総理大臣になったら少人数学級はストップしてしまいました。」
「それどころか安倍さんは学力テストで子どもたちを競争に追い立て、先生たちにはいっそうの長時間労働を強いています。学力を上げたいなら、一クラスの人数を少なくし、行き届いた教育をすることが何よりも大事です。」
「三重県では、2003年度から国に先がけて『みえ少人数学級』スタートし、現在小1・小2が30人学級、中1が35人学級となっています。しかし、『みえ少人数学級』には、下限25人条件というものがあって、30人学級が適用されない学校がたくさんあります。」
「三重県全体には小学校が389校ありますが、そのうち小1で32校、小2で51校がこの制限にひっかかって、30人以上のクラスのままです。津・鈴鹿・四日市に多いです。同じ三重県の子どもなのに30人学級が適用されないなんておかしいではありませんか。」
などとマイクで訴えました。
子どもを連れた若いパパやママ、高校生の男子や女子、自転車に乗った男性、シルバーカーを押したおばあさん、などが次々に足を止めて署名に応じ、この日229筆の署名が集まりました。
「30人学級を実現してほしいというのは多くの人の願いになっているね。ボールペンを差し出すとすすんで書いてくれるのでびっくりした。」「とりくんでよかった。たくさんの人が署名してくれて、こちらが励まされた」「宣伝カーの効果は抜群だ。町行く人の注目を集めたね。」などと参加者はうれしそうに語っていました。
アメリカ 24人(3年生まで)
ドイツ 24人(4年生まで)
ロシア 25人(初等・中等学校)
イギリス 30人(初等学校1〜2年生)
日本 40人(1980年以来30年間すえおきでしたが、2012年は小1・小2が35人学級になりました。)
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