「部活の朝連やめます」という記事が１０月２２日付の朝日新聞に載りました。以下引用します。
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中学校の運動部の朝連は原則やめるべきだとの方針案が長野県でまとまった。睡眠不足になるうえ、朝食を取りづらくなって授業にも悪影響を与えるというのがその理由。同県の調査では県内の９５％以上の中学校が朝連に取り組んでいるといい、今後議論を呼びそうだ。 同県によると、中学校で運動部に参加する生徒の比率は全国の６６％に比べて同県は５９％にとどまる。県教委は、スポーツ医療関係者や体育教師らで『適切で参加しやすい運動部』を目指す検討委員会を設け、昨秋から各中学校に示す基準案を検討してきた。
２１日の会合で示された基準案には『食事と睡眠、生活リズムを考慮し、原則として、朝練習は行わない』と明記。『完全休養日を週２日以上』『勝利至上主義に偏らず、生徒のニーズを生かす』なども盛り込んだ。」
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県教委は今後、県民からの意見を募集し、１２月に正式に決める予定だそうです。
みえ教育ネットワークは毎年の三重県教育委員会交渉において、教職員の過重労働の解決を要求項目のトップに掲げています。とりわけ中学校の部活動に対して一定のガイドラインの必要性を訴えているところですが、県教委は「先生方の意識の問題もあり、なかなか難しい課題です。」などと、他人事のよう。
「朝連のために毎朝６：００には家を出なければならない」「早朝の出勤や夜遅くの帰宅、あぶなく居眠り運転をするところだった」「往復の通勤がえらくて、学校の近くにアパートを借りた」「毎月の時間外労働は、軽く１００時間を超えている」「日没の時間を基準に部活の終了時間が決められているので、夏場は６：３０まで部活。学年会はそのあとにしかできない。」「先月、土日で休めたのは１回だけ」・・・・・。など悲鳴にも似た訴えが、みえ教育ネットワークに届いています。
三重県教委にはぜひ長野県の取り組みを学んでもらいたいものです。
