鈴鹿市教委は、7月15日、2016年度と2017年度の2年間で市内40校・900教室にエアコンを設置するとの方針を明らかにしました。
昨秋、みえ教育ネットワークは鈴鹿市教委との懇談で、「稲生小学校にエアコンがついたのはよかった。早急にすべての小中学校に設置してほしい」と要望しました。担当者は「できればそうしたい。設置するなら何年もかかって設置するのでは意味がないと思っている」と回答していました。
環境省の補助金を活用し、太陽光発電施設の整備と並行しながらすすめるとのこと。三重県内の大きな市での設置は初めてであり、今後、他の市町への良い影響が期待されます。
四日市市長が表明 中学校給食実施します
田中俊行四日市市長は6月17日、市民から要望の多かった中学校給食を実施すると表明しました。
みえ教育ネットワークは「デリバリー給食ではなく普通の給食を」と要望し、教委は「デリバリーが最善だとは思っていない。検討委員会を立ち上げて検討している」と回答していました。なお、いつから実施するかは未定です。
亀山市も自校調理方式の給食を導入すると言っており、「すべての中学校で給食を!」の要求が、三重県下で前進しています。
津市では来年から土曜授業とりやめの学校も・・・
津市ではこれまで年8回程度行っていた土曜授業を、来年からはとりやめる学校も出る模様です。
みえ教育ネットワークは「土曜授業は子どもと教師の負担を増すばかりで教育効果はない」と中止を求めていました。校長会など関係者からも批判があがっていました。
文科省が旗を振り、「学力向上」を掲げる三重県教委も推進姿勢の土曜授業ですが、現場からは不評。津市の勇気ある方針変更を歓迎します。