秘密保護法反対！街頭宣伝
１２・８太平洋戦争開戦の日
みえ教育ネットワークは１２月６日（金）津駅前で、１２月８日（日）四日市駅前で「１２・８太平洋戦争開戦の日 秘密保護法反対！街頭宣伝」に取り組みました。参加者は２箇所合わせて１３人。四日市の写真を中心にお伝えします。
秘密保護法は審議がすすめばすすむほど、その欠陥や危険性が浮き彫りになってきました。政府が国民に知られてはまずいことを秘密に指定。秘密の期間は６０年。秘密を漏らしたものは１０年の懲役、秘密を知ったものも１０年の懲役、秘密を知ろうとしただけでも、５年の懲役です。
しかも何が秘密か、それも秘密ですから、私たちが何気なく撮った写真や、メールや、会話が特定秘密に関係していたら、それだけで警察の捜査の対象です。びくびくして物も言えない世の中になってしまいます。
こんな法律を作らせてはいけないと、弁護士、学者、映画監督、俳優、ニュースキャスターたちが次々と声明を発表しました。国民もこの法律の危険性に気がつきました。世論調査では賛成が２０〜３０％、反対が５０％、この国会で採決すべきという人は１２％、継続審議にすべきだという人が８２％でした。
高まる反対の声をおそれた自民党は、数の力に物をいわせて、強行採決を重ね、法案を成立させたのです。
１２月８日は、太平洋戦争開戦の日。７２年前のこの日、日本は真珠湾を奇襲し、アメリカとの戦争を始めました。次第に戦局が悪くなっても、国民に本当のことを知らせず、「勝った、勝った」と嘘をつきました。政府の発表に疑問を持つだけでも罰せられる、そんな時代でした。
そのような時代を繰り返してはなりません。情報公開の時代に、情報隠しの法律は必要ありません。秘密保護法は時代錯誤の悪法です。私たちはあくまでも廃止を求めます。
