みえ教育ネットワーク

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憲法9条が2014年のノーベル平和賞候補として正式に受理

憲法9条がノーベル平和賞候補にノミネート

 「憲法9条にノーベル平和賞を」という運動が広がりを見せています(写真=5月3日「毎日新聞」)。それ何?という方のために、経過を紹介します。以下、WEBサイト「コトバJAPAN!」から引用します。下線は引用者。

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  2014年4月9日夜、神奈川県の市民団体『「憲法9条ノーベル平和賞を」実行委員会』のもとに、ノルウェーにあるノーベル委員会から、戦争放棄を定めた憲法9条が2014年のノーベル平和賞候補として正式に受理されたことを知らせるメールが届いた。

 ノーベル平和賞は、スウェーデン人化学者のアルフレッド・ノーベルの遺言によって創設された世界的な賞のひとつで、国家間の友好関係の促進、常備軍の廃止・縮小、平和のための会議・促進にもっとも貢献した人物や団体に授与されることになっている。過去には、インドのマザー・テレサ(1979年)、南アフリカ共和国ネルソン・マンデラ元大統領(1993年)などが受賞。近年では、アメリカのバラク・オバマ大統領が、プラハで呼びかけた軍縮政策の演説を理由に受賞した。

 今回、日本の憲法9条がノーベル平和賞候補になったのは、冒頭の市民団体の活動によるものだ。きっかけは、神奈川県で暮らす主婦(37歳)が、「憲法9条はノーベル賞を受賞する価値がある」とふと思いつき、ノーベル委員会に連絡をとったことから始まった。だが、受賞できるのは人物か団体のみ。憲法そのものは受賞対象ではない。また、国会議員や大学教授、過去の受賞者らの推薦が必要だ。

 そこで、この女性は自らインターネットで署名サイトを立ち上げ、協力者を増やし、2013年8月に「『憲法9条にノーベル平和賞を』実行委員会」を創設した。そして、ノーベル賞のノミネートの締め切りの2月1日までに大学教授などの推薦人を集めることに成功。また、受賞対象者を、憲法9条を有し、約70年間戦争をしてこなかった「日本国民」にして、約2万5000人の署名も添えてノーベル委員会に推薦状を送ったのだ。

 推薦状は正式に受理され、今年10月の発表を待つばかりだが、たとえ今回、受賞がかなわなくても、何度でも挑戦するという。
              (以上、WEBサイト「コトバJAPAN!」より引用)
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 安倍政権が憲法の解釈を変えて「集団的自衛権の行使」を認めようとしています。つまりこれまで「専守防衛」だった自衛隊を、「アメリカといっしょになって海外で戦争できる軍隊」にするというのです。この危険な動きに対して各界各層から批判の声が上がっています。そんなとき、「戦争放棄を定めた憲法9条が2014年のノーベル平和賞候補として正式に受理された」というニュースは、運動に弾みをつけるものとして、多くの人に喜びを持って迎えられています。三重県内でも署名活動が始まりました。またネット上での署名もできます。 → http://chn.ge/1bNX7Hb
 

  戦後67年間、日本が世界の戦争に巻き込まれずにやってこられたのは平和憲法のおかげです。憲法9条の価値を世界に広げましょう。     (Y)

  安倍内閣の暴走ストップ!
     
          
           憲法9条にノーベル賞を!