「2019春を呼ぶ!みえ教育ネットワーク教育研究集会」が、2月9日(土)10時から津市河芸公民館で行われました。記念講演は、みえ教育ネットワーク組合員で小学校教員退職後「いとう発達・心理相談室」を主宰する伊藤二三郎さんにお願いしました。専門性を生かしつつ、自ら関わってきた特別支援教育の実践やカウンセリング体験を交えたわかりやすいお話に、熱心にメモをとりながら聞き入る参加者の姿が目立ちました。
オープニングは「ミルフィーユ」のみなさんによるコーラス、午後は2つの分科会が行われました。
翌日の中日新聞がその様子を伝えました。
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以下、参加者感想です。
今、担任している生徒の様子を思い浮かべながら、聞かせていただきました。愛着・LD・叱る、褒める…キーパーソン…。本校は、なかなか特別支援への想いが弱いように感じることが多いので…なんとなくやりずらい…と感じることも多く…特別支援の子がいるクラスの時間割を突然変えて、私の方に連絡来ず…戻って来て、アタフタしている生徒の対応…いろいろありまして…。つい、その先生に話をしてしまいました。“生徒の困り感を減らすため”にがんばろうと思います。
私は教員などではないですが、地域で子どもの宿題などの面倒をみるボランティアをしています。素人なりに、教えることよりも受け止める事を大切にしています。「この子はどうしてこうするんだろう?」と悩んだことも多かったのですが、ABC分析の様な考え方を提供して頂いたので、子どものことを理解する助けにしたいと思いました。
子どもたちが認められる機会・体験を通して自己肯定感なども育てていきたいと思います。また、3才の娘の父としては、話を聞きながら、自分がどれだけ娘に向き合えているか、反省する場面が多々ありました。保育園では「優等生」でも、家では「甘えん坊」「怒りん坊」になっている娘に叱ってばかりいる自分に気付きました。自分も妻も余裕がないなあ…と。自分の子どもへの関わり方を見つめ直すことをしたいと思います。