映画「校庭に東風吹いて」無料上映会
みえ教育ネットワークは例年この時期に「春を呼ぶ!みえ教育ネットワーク教育研究集会」を開いてきました。
目的は
〇組合員の教育実践および教育運動の成果と課題について交流と学習の場とする
〇さまざまな教育問題について広く教職員、保護者、県民とともに考える場とする
〇組合の教育研究活動を県内の教職員に知らせ組織拡大の一環とする
の3点を掲げてきましたが、新型コロナ感染拡大のもとで、例年通りの開催は難しいと判断しました。
そこで今年は「コロナに負けず、集結し学ぼう」 をテーマに、映画会を行うことにしました。感染防止のため、河芸公民館ホール(定員300人)で参加上限を75人に制限して開催します。組合員とその友人・知人・家族の参加を期待しています。
沢口靖子が小学校教師を熱演 感動のドラマ
映画「校庭に東風吹いて」は、場面緘黙症の心の悲しみを抱えた少女、貧困から様々な問題を引き起こす少年の絶望と苦しみなど子どもたちの困難に寄り添い、子どもと共に生き、子どもへの愛情を貫いた教師の感動の物語。
教師を演じるのは、TVドラマ「科捜研の女」シリーズで活躍中の沢口靖子。沢口靖子9年ぶりの映画出演で渾身の演技を披露しています。また、厳しい生活の中で子育てに苦しむ母親を演じた遠藤久美子、二人の好演が光ります。そして、星由里子をはじめ、村田雄浩、ひし美ゆり子、嶋尾康史、仁科貴、大塚まさじの実力派が脇を固め、祷キララ、本間淳志の若手を配した豪華キャストが見ものです。
この作品は、2016年春に大阪や京都府下の南山城村を舞台に撮影は敢行され、同時に、映画「校庭に東風吹いて」の製作支援運動が全国で展開されて、大きな話題を呼びました。
原作者、柴垣文子さんは
「学校で話せない場面緘黙症の子どもの悲しみ、貧しさにあえぐ子どもの苦しみ。渦巻いている子どもたちの声なき声を聴き、『いつか、きっと』という心の奥の希望を掘り起こしたい。
そんな待望の映画の完成が嬉しい。 多くの方にみていただき、未来へのまなざしをともにしたいと願っています。」と語っています。
沢口靖子さんは
「場面緘黙の症状をもった子どもたちがいるということを私自身も初めて知りました。家では話せるのに幼稚園や学校では話したくても話せない。なんと辛いことでしょう。 作品を通して、多くの方々に知っていただく機会になることを願います。」とメッセージを寄せています。
映画「校庭に東風(こち)吹いて」上映会
2021年2月21日(日)河芸公民館ホール参加無料
9:15~受付 9:30~あいさつ 9:40~上映(112分)
定員300席のところ75人に制限
マスク・検温・消毒・換気にご協力下さい
感染拡大で会場が貸し出し中止になるなどの場合も考えられます。念のためみえ教育ネットワークブログでご確認ください。
「人数把握のため、参加希望の方はメールでお知らせください。➝ kazuo015@mecha.ne.jp 電話でも受け付けます ➝ 090-1821-4997(ショートメール、留守電 OK)