みえ教育ネットワーク

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今年の県教委交渉、トップ項目は「臨時教職員問題の解決」です。

 みえ教育ネットワークは、12月に三重県教委との交渉をします。今年の重点要求の第1番は「臨時教職員の諸要求実現」です。県教委に提出した「2011年度 要求書」から抜粋します。

1 臨時教職員の待遇改善
 2001年の義務標準法改定後、全国でいろいろな形態の臨時教職員が増え続けています。三重県でも、正規教員は、全教員の73%(みえ労連アンケート調査より)になり、実に1/4以上が臨時教員で占められています。教育現場で働く全職員を対象にするとさらに非正規率は上昇します。また、その臨時教職員の採用や待遇はまちまちです。子どもの発達に寄り添う教職員に正規も臨時もありません。臨時教職員の大幅な待遇改善と、正規採用を強く要望します。
(1)上位制限を廃止し、給与の増額をはかること。
(2)期限付講師と臨時的任用講師の差別化をやめ、同待遇にすること。
(3)退職金の60%支給をやめ、100%支給すること。
(4)他府県にならい、年休の繰越を認めること。
(5)教員採用試験での講師経験を加味した改善をはかること。
 ・教職経験の実績を評価項目に入れること。
 ・採用試験での体育実技をやめること。
(6) 任用継続の講師の4月当初の事務手続きの簡素化を図ること。
(7) 講師採用時の健康診断を雇い入れ時の検診として、公費で行うこと。
(8) 臨時の事務職員の待遇の大幅な改善をはかること。
 ・給与の大幅な増額と昇給をはかること。
 ・忌引き休暇並びに年次有給休暇を正規職員並みに支給すること。

それ以外の項目は次の通りです。
2 30人学級実現  3 勤務務時間の厳守・サービス残業の撤廃  4 「新しい教職員評価制度(教職員育成支援システム)」の試行の中止・再検討  5 指導向上研修 6 教員免許更新制度  7 教師の研修権