大嫌い!私の授業を全否定
みえ教育ネットワークは去る8月9日、初任者研修会場前で返信封筒つきの新採教員アンケートを配りました。数は多くありませんが、ぽつぽつと返送されてきています。
ある人(小学校・女性・講師歴1年)は「初任者研修で負担に思うこと」の4つにすべて〇をつけた上、「毎週毎週の校内研修(初任研)の提案、空き時間が一切なく放課後も一般指導があるので疲れる」と記述。また「今の悩み」として「初任者なのに分掌が多く、入り授業は2教科で空き時間はゼロ。学校の規模が小さいので学年事務も多く学級や授業の準備が後回しになる。保護者も熱心な人が多く学級通信をもっと出せなどの要望が多く、対応するのがしんどいです。」と悲鳴を上げています。
またある人(中学校・女性)は「指導教官が私の授業のやり方を全否定してくれたので大嫌いです」と怒りをぶつけ、労働組合への要望には「過重労働について(何とかしてほしい)。部活動とか、やりすぎだと思います」と書いています。
その他、全員が「毎日早出や残業をして」おり、 「時間外勤務」は60時間〜80時間、80時間以上といった回答が多数を占めます。
先日行なわれたみえ教育ネットワーク総会では「講師の若い人には、なぜか優秀な人が多い。そういう人が正規になると初任者研修に追われることになる。何回も研究授業をしたり、授業をビデオに撮られたり・・・経験豊かなのにある意味屈辱的だと思う。ストレスためこんで気の毒だ。」との発言もありました。
こうした初任者の置かれた状況を、秋の県教委交渉に反映させていきたいものです。